債務整理の無料相談は「相談だけ」でもいい?必要なもの・聞かれること・断り方を解説

債務整理の基礎知識

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

・「無料相談に行ったら、その場で契約させられる」

・「借金の理由を話したら、怒られたり説教されたりする」

相談したい気持ちはあるのに、こんな不安で予約のボタンを押せずにいる人も多いのではないでしょうか?

しかし、どちらも正確ではありません。法テラスは「相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません」と明言し、日本弁護士連合会(日弁連)の規程は、面談を債務の内容や生活状況を聴き取り、方針・費用・不利益を説明する場と定めています。依頼が成立するのは、弁護士報酬に関する事項を含む委任契約書を作ってからです(弁護士職務基本規程30条)。「相談だけ」は、制度がそもそも前提にしている使い方です。

とはいえ、相談を先延ばしにしている間に遅延損害金が積み上がり、督促が裁判所の手続きへ進んでいくのも事実です。

本記事では、「相談だけ」で帰ってよい根拠、必要なもの(手ぶらでも相談できる理由)、面談で聞かれること、相談で決まること・決まらないこと、相談料、そして断り方を、法テラスの公表資料と日弁連・日本司法書士会連合会(日司連)の受任のルールをもとに紹介します。

すでに予約を迷っている人はもちろんのこと、相談という言葉を見ただけで気が重いという人も、相談の場で何が起きるのかをしっかりと理解しておきましょう。

(PR)

今すぐ無料相談・匿名相談OKの
窓口が見つかる!

債務整理にくわしい
無料の相談窓口を探す

相談0円 / 匿名OK / 話だけでもOK

無料・匿名で相談窓口を見る ▶

まずは話だけでも聞いてみるのがおすすめです。

相談者

相談だけして帰るのって、失礼じゃないですか?迷惑がられそうで……。

あかり

失礼ではありません。法テラスは「必ず依頼をしなければならないというものではありません」とはっきり書いていますし、面談は説明を受ける場だとルールで決まっています。

相談者

何を持っていけばいいのかも分からなくて。書類を全部そろえないとダメですか?

あかり

法テラスは「一般に資料が手元になくても相談は可能です」としています。あると話が早いものはありますが、そろわないから行けない、ということはありません。

相談者

借金の理由がギャンブルなんです。正直に言ったら怒られませんか?

あかり

怒られる場ではありません。面談の目的は、事情を聴いて方針を組み立てることです。日司連の指針も「依頼者の生活再建を目指すことを常に念頭に置き」と定めています。正直に話したほうが、あなたに合う方針が立ちます。順番に見ていきましょう。

🔎 30秒でわかる結論

  • 「相談だけ」でよい。法テラス=「相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません」「同一問題で3回まで……別の弁護士・司法書士に相談をすることもできます」
  • 依頼が成立するのは委任契約書を作ってから(弁護士職務基本規程30条/日司連指針5条)。面談は聴取と説明の場(日弁連規程3条・4条)
  • 手ぶらでも相談できる(法テラス「一般に資料が手元になくても相談は可能です」)。あると早いのは借入先・借入時期・現在の借金の額のメモ
  • 聞かれることは決まっている=債務の内容/資産・収入・生活費などの生活状況/不動産の処理に関する希望/債務整理事件の処理に関する意向(日弁連規程3条)
  • 相談で決まるのは方針の見通し・費用・不利益の説明。決まらないのは減額の結果(事案による)
  • 相談料=法テラスの無料法律相談は資力基準内で1回30分・1つの問題につき3回まで無料/弁護士会の相談は30分5,500円前後/事務所の無料相談は各事務所
  • 電話・LINE・24時間の「受付」と「相談」は別。受任の前提となる面談は弁護士・司法書士本人が行う(テレビ電話・ウェブ会議も可=日司連指針4条)
  • 断り方は「持ち帰って検討します」で足りる。相談しても信用情報には何も残らない(CIC)

📖 この記事でわかること

  • 「相談だけ」でいい理由——法テラスと日弁連・日司連のルール
  • 必要なもの——手ぶらでも相談できる。あると話が早いもの
  • 聞かれること——弁護士・司法書士が聴かなければならない4つのこと
  • 相談で決まること・決まらないこと
  • 相談料はいくら?無料の範囲
  • 電話・LINE・24時間受付は「相談」なのか
  • 断り方——相談のあと、依頼しないと決めたら
  • よくある質問

「相談だけ」でいい理由——法テラスと日弁連・日司連のルール

まず、根拠を並べます。法テラスの「無料法律相談に関するよくあるご質問」には、次の問答があります。

Q 相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしないといけないのでしょうか?
A 相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません。法テラスの無料法律相談の制度は、同一問題で3回まで無料でご利用いただけますので、回数の範囲内であれば、別の弁護士・司法書士に相談をすることもできます。

次に、弁護士・司法書士側のルールです。日弁連の「債務整理事件処理の規律を定める規程」3条は、受任する予定の弁護士が「当該債務者と自ら面談をして」事情を聴取しなければならないと定め、4条は「事件処理の方針及び見通し、弁護士報酬及びその他の費用」と不利益事項の説明を義務づけています。そして弁護士職務基本規程30条は、「弁護士は、事件を受任するに当たり、弁護士報酬に関する事項を含む委任契約書を作成しなければならない」としています。

段階あなたがすることルール上の位置づけ
予約日時を決める—
面談(相談)事情を話し、方針・費用・不利益の説明を聞く聴取と説明の場(日弁連規程3条・4条/日司連指針4条〜6条)
検討持ち帰って考える依頼は成立していない
依頼委任契約書に署名するここで初めて受任(弁護士職務基本規程30条/日司連指針5条)

💡 ポイント

つまり、相談と依頼は制度上ふたつの別の段階です。相談だけで帰るのは、ルールが想定している標準の流れであって、例外でも失礼でもありません。

万が一支払いが難しい場合は、少しでも早い段階で弁護士などの専門家に相談してください。

必要なもの——手ぶらでも相談できる。あると話が早いもの

法テラスは「債務整理について相談に行く際は、どのような資料を持参するとよいですか。」という質問に、「一般に資料が手元になくても相談は可能です」と答えたうえで、弁護士・司法書士から準備を求められる資料の例を挙げています。

あると話が早いものなぜ役に立つか
債権者一覧表(借入先・借入時期・現在の借金の額のメモで可)面談の最初に聞かれる「債務の内容」がすぐに伝わる。法テラスは「借入先(名称、住所)」「借入時期」「現在の借金の額」を一覧にしたメモの持参を案内
債権者からの督促状、債権回収会社からの通知書、裁判所から届いた書類期限がある書類(支払督促・訴状)は、方針と優先順位を左右する
最近2、3か月分の給与明細書(自営業は入出金の分かる帳簿)「収入」=返済原資が分かり、任意整理で払えるかの見通しが立つ
本人名義の預貯金通帳「資産」と生活費の流れが分かる
消費者金融やクレジット会社との契約書、領収書、ATMのレシート取引の時期と内容=引き直し計算や過払いの手がかり
自分の名前で作ったキャッシング・ローンのカード、クレジットカード借入先の漏れを防ぐ
1か月間の収入・支出の内訳を整理した家計簿(できれば最近2、3か月分)生活費を引いていくら返せるかの根拠
住宅ローン・不動産担保ローンがある場合は土地・建物の登記事項証明書「不動産の処理に関する希望」の判断材料

出典:法テラス よくある相談「債務整理について相談に行く際は、どのような資料を持参するとよいですか。」/「無料法律相談に関するよくあるご質問」(2026年9月時点)

💡 ここ、勘違いされがち

そろわないものがあっても、予約を遅らせる理由にはしないでください。法テラスは、相談する弁護士・司法書士が決まっている場合は「事前に連絡をとって、必要な資料を確認されるとよいでしょう」としています。最低限、借入先・借入時期・現在の借金の額をスマホのメモに書いておけば、面談は成り立ちます。

書類がそろわないから相談に行けないと思っているという方は、少しでも早めに債務整理を検討するのがおすすめです。

聞かれること——弁護士・司法書士が聴かなければならない4つのこと

相談者

面談って、何をどこまで聞かれるんですか。

あかり

聞かれることはルールで4つに決まっています。逆に言えば、それ以外のことを根掘り葉掘り聞かれる場ではありません。

日弁連の規程3条は、弁護士が面談で聴取しなければならない事項を次のとおり定めています。

聴取事項(日弁連規程3条)具体的に聞かれること答え方
① 債務の内容借入先・残高・毎月の返済額・借りた時期・用途すべての借入先を出す。1社でも隠すと方針が歪む
② 資産、収入、生活費その他の生活状況手取り・家族構成・家賃・生活費・預貯金・車や保険正確な数字でなくてよい。おおよそで足りる
③ 不動産を所有している場合の処理に関する希望持ち家を残したいか希望を言ってよい。方法(個人再生の住宅資金特別条項など)は専門家が示す
④ 債務整理事件の処理に関する意向返していきたいのか・ゼロにしたいのか・家族に知られたくないか本音を言う。ここが方針の出発点

出典:日本弁護士連合会「債務整理事件処理の規律を定める規程」3条(2026年9月時点)

司法書士の場合も同じです。日司連の指針4条3項は、受任する司法書士が「債務の状況、資産及び収入の状況並びに生活の状況等の現状を具体的に聴き取り、依頼者の置かれた状況を十分に把握したうえで、債務整理事件処理及び生活再建の見通しを説明しなければならない」と定めています。

借金の理由を正直に話すべきかで迷う人は多いのですが、隠すほうが不利です。日司連の指針7条2項は、「合理的な理由がないにもかかわらず、依頼者の他の債務の有無を聴取せず、又は依頼者に他の債務があることを知りながら、過払金返還請求事件のみを受任又は受託してはならない」と定めており、全体を把握しなければ適切な方針が組めない前提でルールができています。自己破産を選ぶ場合、浪費や賭博は破産法252条1項4号の免責不許可事由に当たりますが、同条2項の裁量免責の判断も含めて、事情を知っている専門家が組み立てるものです。

💡 怒られる場ではない

日司連の指針3条は「依頼者の生活再建を目指すことを常に念頭に置き」と定めています。面談は、責任を問う場ではなく、生活を立て直す方針を組む場です。正直に話した分だけ、あなたに合う方針が立ちます。

そのため、少しでも早めに弁護士などの専門家に相談するようにしてください。

(PR)

今すぐ無料相談・匿名相談OKの
窓口が見つかる!

債務整理にくわしい
無料の相談窓口を探す

相談0円 / 匿名OK / 話だけでもOK

無料・匿名で相談窓口を見る ▶

まずは話だけでも聞いてみるのがおすすめです。

相談で決まること・決まらないこと

相談の場で何が得られるのかを、先に整理します。

相談で決まる・分かること

  • どの手続きが候補か(任意整理・特定調停・個人再生・自己破産)とその見通し
  • 費用の内訳(着手金・報酬金・実費)の説明(日弁連規程4条/日司連指針5条2項=報酬表の提示)。分割にできるかも、この場で聞ける
  • 不利益=信用情報への登録・資格制限・資産を失う可能性(日弁連規程4条各号/日司連指針6条)
  • 弁護士と司法書士のどちらに頼めるか(1社ごとの残高が140万円を超えるか)
  • 法テラスの立替制度の対象になりそうか(弁護士職務基本規程33条=法律扶助制度等の説明)

相談では決まらないこと

  • 借金がいくら減るか(任意整理は相手方との話し合いで決まる=事案による)
  • 相手方が交渉に応じるかどうか
  • 自己破産の免責が認められるかどうか(裁判所が判断)
  • あなたが依頼するかどうか(持ち帰って決めてよい)

「減るかどうか」を相談の場で言い切る専門家はいません。任意整理は法テラスの説明で「裁判所などの公的機関を利用せず、当事者が私的に話合いをして、支払額や支払方法について合意をする手続」であり、結果は話し合いで決まるからです。日司連の指針19条2項が面談前に債務の減額を期待させる表示を禁じているのも同じ理由です。相談で得るべきものは「減る保証」ではなく「方針と費用と不利益の見通し」だと考えてください。

返済が難しく滞納が長引いてしまう場合は、少しでも早めに弁護士などの専門家に相談してください。

相談料はいくら?無料の範囲

相談先相談料条件
法テラスの無料法律相談無料収入(平均月収)や資産(現金・預貯金)が一定基準以下の人。1回30分・1つの問題につき3回まで。3回分を1回にまとめることはできない。原則として事前予約
弁護士会の法律相談センターおおむね30分5,500円前後「相談料は地域や相談内容により異なりますが、5500円前後」(日弁連)。全国約300か所
司法書士総合相談センター各センターによる全国約150ヵ所で借金問題などに司法書士が相談対応
弁護士・司法書士事務所の無料相談事務所による「初回無料」などの条件は各事務所の案内で確認する

出典:法テラス「無料法律相談に関するよくあるご質問」/日本弁護士連合会「ひまわりお悩み110番」/日本司法書士会連合会「司法書士総合相談センター 一覧」(2026年9月時点)

法テラスの資力基準は、東京都特別区・大阪市などでは1人世帯で収入200,200円以下・資産180万円以下、それ以外の地域では収入182,000円以下・資産180万円以下が目安で、家族が増えるごとに加算され、家賃・住宅ローンの負担がある場合は控除もあります。基準を少し超えていても、やむを得ない事情があれば基準を満たす可能性があると法テラスは説明しています。

💡 ここ、勘違いされがち

「無料相談にデメリットはあるか」と検索する人がいますが、相談そのものに、信用情報や費用の面での不利益はありません。CICは「……債務整理を依頼した事実に関するコメントは登録されません」としており、依頼ですら登録されないのですから、相談で何かが記録されることはありません。デメリットがあるとすれば、法テラスの無料相談は1回30分で3回までという時間の制約くらいです。

万が一支払いが難しい場合は、少しでも早い段階で弁護士などの専門家に相談してください。

電話・LINE・24時間受付は「相談」なのか

相談者

電話が苦手で……。LINEやメールだけで済む相談先を探しています。

あかり

予約や受付はLINEやメールでできる事務所もあります。ただ、受任の前提になる面談は本人が行うとルールで決まっているので、最終的には話す場面があります。テレビ電話でもよい、という道があります。

日弁連の「業務広告に関する指針」は、「24時間365日相談対応」という表示について、弁護士が1人しかいないなど相談体制が整っていないにもかかわらず常時電話連絡等により直接的対応ができる体制である旨を記載することを、「誤導又は誤認のおそれのある広告」の例に挙げています。24時間動いているのは受付で、相談ではない——この区別を知っておくと、広告の読み方が変わります。

面談の形については、日司連の指針4条1項ただし書が「依頼者に面談できない合理的な理由があり、かつ、依頼者が希望する場合には、テレビ電話又はウェブ会議システムを利用して面談することができる」と定めています。同2項は「前項ただし書の規定による方法に依頼者を誘導し又は強制してはならない」ともしており、対面が原則、希望すればテレビ電話も可、という構造です。

💡 ポイント

電話が怖い人の現実的な進め方は、①ネットで予約だけ入れる(日弁連「ひまわり相談ネット」はネット予約が24時間可能・法テラスは原則予約制)→②面談で話す、です。受付の電話を何度もする必要はありません。話すのは面談の1回で足ります。

そのため、少しでも早めに弁護士などの専門家に相談するようにしてください。

断り方——相談のあと、依頼しないと決めたら

断り方に決まった型はありません。「いったん持ち帰って検討します」で足ります。理由を説明する義務もありません。法テラスの無料相談なら、同一問題で3回までの範囲で「別の弁護士・司法書士に相談をすることもできます」。

場面言い方の例
面談の最後に依頼を勧められた「今日は話を聞きに来ました。持ち帰って検討します」
費用が合わない「費用の内訳をもう一度書面でいただけますか。分割の可否も含めて検討します」
別の事務所とも比べたい「ほかにも相談してから決めます」(法テラスの無料相談なら3回まで別の弁護士・司法書士に相談できる)
あとから電話が来た「今回は見送ります」

💡 ここ、勘違いされがち

断ったあとに何かが残ることはありません。受任は契約書で成立するものなので(弁護士職務基本規程30条)、相談だけで依頼が成立することはなく、信用情報にも何も記録されません(CIC)。ただし、比べる期間を長く取りすぎないでください。遅延損害金は貸金業者の場合、利息制限法7条1項の上限である年2割(20%)まで課され得ます。

返済が難しく滞納が長引いてしまう場合は、少しでも早めに弁護士などの専門家に相談してください。

よくある質問

Q. 任意整理の相談だけして、依頼しなくてもいいですか?

A. 構いません。法テラスは「相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません」と回答しています。弁護士側も、受任には面談・説明(日弁連規程3条・4条)と委任契約書(弁護士職務基本規程30条)が必要で、相談だけで依頼が成立することはありません。

Q. 相談に行くとき、何を持っていけばいいですか?

A. 法テラスは「一般に資料が手元になくても相談は可能です」としています。あると話が早いのは、借入先(名称、住所)・借入時期・現在の借金の額を一覧にしたメモ、督促状や裁判所から届いた書類、最近2、3か月分の給与明細書、預貯金通帳、契約書やカードなどです。そろわなくても予約を遅らせないでください。

Q. 借金の理由を正直に言わないとダメですか?

A. 正直に話したほうが有利です。日弁連の規程3条は債務の内容や生活状況の聴取を義務づけ、日司連の指針7条2項は他の債務の有無を聴取せずに一部だけ受任することを禁じています。全体を把握して初めて適切な方針が組めるためです。日司連の指針3条は「依頼者の生活再建を目指すことを常に念頭に置き」と定めており、面談は責任を問う場ではありません。

Q. 無料相談にデメリットはありますか?

A. 信用情報や費用の面での不利益はありません。CICは「……債務整理を依頼した事実に関するコメントは登録されません」としており、相談で何かが記録されることはありません。あるとすれば、法テラスの無料法律相談が1回30分・1つの問題につき3回までという時間の制約です。

Q. 電話で相談するのが怖いです。メールやLINEだけで済みますか?

A. 予約や受付をメール・LINEで受ける事務所はありますが、受任の前提となる面談は弁護士・司法書士本人が行うとルールで定められています(日弁連規程3条/日司連指針4条)。日司連の指針は、合理的な理由があり本人が希望する場合はテレビ電話・ウェブ会議での面談を認めています。ネットで予約を入れ、話すのは面談の1回だけ、という進め方が現実的です。

Q. 24時間対応と書いてある事務所なら、夜中でも相談できますか?

A. 多くの場合、24時間動いているのは受付です。日弁連の「業務広告に関する指針」は、相談体制が整っていないにもかかわらず「24時間365日相談対応」と記載することを、誤導又は誤認のおそれのある広告の例に挙げています。受付と相談は別のものとして読んでください。

まとめ:相談は「説明を受ける場」。手ぶらでも行ける。断ってもいい

法テラスは「相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません」と明言し、同一問題で3回まで別の弁護士・司法書士に相談できるとしています。日弁連の規程3条・4条は、面談を債務の内容や生活状況を聴き取り、方針・費用・不利益を説明する場と定め、依頼は委任契約書で初めて成立します(弁護士職務基本規程30条)。「相談だけ」は制度の前提です。

持ち物は、法テラスが「一般に資料が手元になくても相談は可能です」としています。借入先・借入時期・現在の借金の額のメモがあれば話は早く進みます。聞かれるのは債務の内容・生活状況・不動産の希望・意向の4つで、相談で得るのは「減る保証」ではなく「方針と費用と不利益の見通し」です。相談料は、法テラスの無料相談が資力基準内で1回30分・3回まで無料、弁護士会の相談が30分5,500円前後です。

断り方は「持ち帰って検討します」で足り、相談で信用情報に何かが残ることもありません。相談の予約を入れるのに、そろえるものも、覚悟も要りません。先延ばしにしている間に遅延損害金と督促は進みます。今日、予約を入れてください。

借金に関する相談は、無料で受け付けている窓口が多くあります。まずは話だけでも聞いてみるのがおすすめです。

(PR)

今すぐ無料相談・匿名相談OKの
窓口が見つかる!

債務整理にくわしい
無料の相談窓口を探す

相談0円 / 匿名OK / 話だけでもOK

無料・匿名で相談窓口を見る ▶

まずは話だけでも聞いてみるのがおすすめです。

📚 出典(公的機関・法令)を見る
  • 法テラス「無料法律相談に関するよくあるご質問」(相談をした弁護士・司法書士に必ず依頼をしなければならないというものではありません/同一問題で3回まで無料・回数の範囲内であれば別の弁護士・司法書士に相談をすることもできます/1回の相談時間は30分/3回分を1回にまとめることは出来ません/収入(平均月収)や資産が一定基準以下の方が対象/原則として事前の予約が必要/借金の相談の場合は借入先(名称、住所)・借入時期・現在の借金の額を一覧表にしたメモを持参) https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/soudanqa.html
  • 法テラス よくある相談「債務整理について相談に行く際は、どのような資料を持参するとよいですか。」(一般に資料が手元になくても相談は可能です/事前に連絡をとって、必要な資料を確認されるとよいでしょう/債権者一覧表・督促状や通知書や裁判所から届いた書類・最近2、3か月分の給与明細書・本人名義の預貯金通帳・契約書や領収書やレシート・カード・家計簿・登記事項証明書) https://www.houterasu.or.jp/site/faq/syakkin-niniseiri-005.html
  • 法テラス「弁護士・司法書士費用等の立替制度のご利用の流れ」(資力基準=東京都特別区・大阪市などは1人200,200円・資産180万円以下、その他の地域は1人182,000円・資産180万円以下/家族人数ごとの加算・家賃や住宅ローンの控除/やむを得ない事情がある場合には基準を満たす可能性) https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/goriyou.html
  • 法テラス よくある相談「任意整理とは何ですか。」(裁判所などの公的機関を利用せず、当事者が私的に話合いをして、支払額や支払方法について合意をする手続) https://www.houterasu.or.jp/site/faq/syakkin-niniseiri-001.html
  • 日本弁護士連合会「債務整理事件処理の規律を定める規程」(会規第93号・PDF。3条=債務の内容/資産、収入、生活費その他の生活状況/不動産を所有している場合の処理に関する希望/債務整理事件の処理に関する意向を自ら面談して聴取/4条=事件処理の方針及び見通し、弁護士報酬及びその他の費用、資格等の制限・信用情報機関への登録・資産を失う可能性等の不利益事項の説明) https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/kaiki/kaiki_no_093.pdf
  • 日本弁護士連合会「債務整理の弁護士報酬のルールについて」(弁護士は、依頼主と会わずに債務整理事件の依頼を受けてはいけないのが原則/規程3条・4条・5条・6条の解説) https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/cost/legal_aid/saimuseiri.html
  • 日本弁護士連合会「弁護士職務基本規程」(会規第70号・PDF。30条=弁護士報酬に関する事項を含む委任契約書の作成義務/33条=法律扶助制度その他の資力の乏しい者の権利保護のための制度の説明) https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/kaiki/kaiki_no_070.pdf
  • 日本弁護士連合会「業務広告に関する指針」(令和8年2月19日改正・PDF。相談体制が整っていないにもかかわらず「24時間365日相談対応」と記載することは誤導又は誤認のおそれのある広告の例) https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/other/shishin_kaiki_44.pdf
  • 日本弁護士連合会「ひまわりお悩み110番」(相談時間はおおむね30分、相談料は地域や相談内容により異なりますが、5500円前後/「ひまわり相談ネット」(ネット予約)なら24時間いつでも相談予約申込みができます/全国約300か所で法律相談を実施) https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/search/himawari110.html
  • 日本司法書士会連合会「債務整理事件の処理に関する指針」(令和7年2月19日〜20日理事会決定・同年4月23日〜24日理事会改正・PDF。3条=依頼者の生活再建を目指すことを常に念頭に置き/4条1項=自ら依頼者と直接面談・ただし書=合理的な理由があり依頼者が希望する場合はテレビ電話又はウェブ会議システムを利用して面談することができる/4条2項=その方法に誘導し又は強制してはならない/4条3項=債務の状況、資産及び収入の状況並びに生活の状況等の現状を具体的に聴き取り/5条=契約書の交付・報酬表の提示/6条=不利益の説明/7条2項=他の債務の有無を聴取せず過払金返還請求事件のみを受任してはならない/19条2項=面談等を行う以前に債務の減額を期待させる内容の表示の禁止) https://www.shiho-shoshi.or.jp/association/info_disclosure/statement_list/uploads/eef60054829e003e2c157ee6edde90442d7e2ec8.pdf
  • 日本司法書士会連合会「司法書士総合相談センター 一覧」(全国約150ヵ所で、借金問題や相続、労働問題、不動産手続き、消費者トラブルなど、司法書士が親身に相談対応) https://www.shiho-shoshi.or.jp/activity/consultation/center_list/
  • CIC よくあるご質問「裁判所へ特定調停や民事再生を申請した場合、および弁護士・司法書士に債務整理を依頼した場合、自分の信用情報にその事実がコメントとして登録されますか?」(特定調停や民事再生の申請および債務整理を依頼した事実に関するコメントは登録されません) https://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre01/002586.html
  • e-Gov法令検索「破産法」(252条1項4号=浪費又は賭博その他の射幸行為による著しい財産の減少等/252条2項=裁量免責) https://laws.e-gov.go.jp/law/416AC0000000075
  • e-Gov法令検索「利息制限法」(7条1項=営業的金銭消費貸借の賠償額の予定は年2割を超える部分が無効) https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000100

本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。個別の判断は弁護士・司法書士等の専門家にご相談ください。(制度・数値は2026年9月時点)

PR 借金の相談は無料・匿名でできます 相談窓口を見る ▶ ×
タイトルとURLをコピーしました